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ハレハメイドに向いているお客様-ホームページのことはよくわからない、とりあえず必要な項目をあげるので、後は適当に作ってほしい。そうそう、あんまりお金はないので、細かいことはいわないでこみこみ10万くらいまでで作ってくれ。
ハレハメイドにあまり向かないお客様-細かく打ち合わせして自分の頭のイメージ通りのホームページを制作したい。
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近場で冒険

夏休み、一度は子供をつれてどこかにいかにゃならんなぁということで、今年は鳥取砂丘を予定していた、出発日は8月19日日曜日、しかしその前日、高梁市で日本最高気温をマーク、そんな折、タマタマ見たニュースで、鳥取砂丘でインタビューされている
インタビュアー「あついですね」
子供「死ぬ!!!!」
というシーンをみてしまい、鳥取砂丘ツアーは急きょ中止となった。

さて困ったのは代替プランだが、水族館なんかいいなぁ、ともおもったものの、近場岡山には大きな水族館がない、近いところでは大阪海遊館か須磨水族館、広島宮島水族館に島根アクアス
「どこもとおいなぁ」
そのうえ春に屋島水族館に行ったこともあって今一つ乗り気になれない・・・・

結局いろいろ考えた末
「避暑地で流しそうめんを食って、温泉に入ろう」という実におっさんくさい旅に決定した、しかし本物の流しそうめんを食べたことのない子供たちは大乗り気!

19日朝、ちょっとのんびりして10時ごろ出発、最初の目的地は宮本武蔵が滝で修業したことでも知られる蒜山の「不動滝」ここで地元の人が夏季限定で流しそうめんを経営しているらしい、蒜山高原は岡山県を代表する避暑地で、高梁からは高速で40分程度と意外と近い、しかし滅多に行くことがないので、すごく遠くに来た感じがする、高速を降りて道なりに走っていると「流しそうめん」ののぼりを発見!

その後も100メートルおきにのぼりが立っている、始めてきた山道ながら、のぼりに誘導されるがま、ほどなく目的地に到着、時計のはりは11時を回ったくらい
「ちょっとはやいかなー」
と思いつつ、流しそうめんをしている小屋まで行くと、すでに相当の人でごった返している!
「すみませんー、どのくらいまちますか?」
ときくと、約1時間まちとのこと
「ちょどいいや」
と、っそのまま滝を見学したり、小川で遊んだり、子供たちはもう大ハシャギ、すっかり水び足しになった頃12時が来た。

小屋に戻ると、ちょうど自分たちの順番がきた。さあたべるぞ!としているといきなり雷が!そして直後、突然のものすごい豪雨が!
外にいた人たちがみんなせまい小屋に避難してきたため、ものすごい人数の視線を浴びながらの流しそうめんになってしまった。

とはいえ、昨日の39度が嘘のよう、Tシャツ一枚では肌寒いほどの気温と待っている人を知り目に12時の昼食は非常に満足度が高かった。初めての流しそうめんに、子供たちもおおよろこびだ!


そうめんを食べ終えた頃、雨もひと段落のようすで小雨となった、次の目的地はここから10キロほど南にある「のろと温泉天空風呂」だ。

事前の調査では標高700mの山上にある風呂で、巨大な露天風呂から中国山地の絶景を見渡せるという!

道中の道は細い一本道、ほぼ山頂までのぼりおえたかな、とおもっていると、前方に突然の渋滞が!
しかも、なんだか様子がおかしい・・・・
前の車も、その前も、ドライバーの姿が見えない??

妻と子供に「ちょっと様子をみてくるわ」といいのこし、渋滞の先まで行ってみると、白のセダンが溝に脱輪してとまっている、車一台分しかない山道、なるほど、原因はこれか・・・

持ち上げるしかないよね・

だれともなく動き出すと、みんなで「よっこらしょ!」

車は無事溝を脱出し、ドライバーはお礼を行って走り去った。

「やれやれ」軽い達成感とともに車に戻って、今あったことを家内に説明、よーし、いよいよ温泉に向けてレッツゴー

と気合を入れ直し渋滞が解消するのをまつこと5分・・・・・

あれ?おかしいなぁ・・・動かない。。

「さっきのおっさん、また落ちトンちゃうやろなぁ! ちょっと見てくるわ」と、再び車外へ・・

原因はすぐわかった、溝に落ちていたセダンの2台ほど後ろにいた、ドデカイアメリカ車&それに引かれているキャンピングカーが狭い山道のヘアピンカーブを曲がり切れずにそのまま立ち往生してしまっている・・・・・

またか!
本来ならば10分くらいで到着する予定が、すでに30分以上立っている、、
勘弁してよ・・・と思いつつも、目の前の車をなんとかしなければ、すでに後ろにも前にも進めない。

しばらくはアメ車のドライバーの奮闘を見守っていたが、どうにもなりそうにない様子、またもやギャラリーも集まってきた。

だれかが、「とりあえず、このトレーラーを外して、それからおそうや、」と提案、またもや人海戦術での脱出となった。

みんなで「せーの」といったそのとき、ぐずぐずしていた空から、突然怒涛のような雨が僕らにおそいかかった!

しかし、今手を離すと、牽引車から切り離されたキャンピングカーは谷底へ落ちてしまいそう、そのうえ「せーの」の掛け声をかき消してしまいそうな音量の雷がドカン!ドカン!と頭上を駆けめぐっている。

バケツをひっくり返したような雨で、すでに頭の先からパンツのなかまでまんべんなくべちょべちょだ===

大雨のなか格闘すること5分、やっと大型車が道を曲がりきることができた・・・

やれやれ、今度は達成感どころか、もう見も心もしなしなだ!温泉に急げ!!!!!


その後、5分ほどで目的ののろと温泉に到着、山のてっぺんとは思えないような、りっぱな建物、やれやれ、やっと着いた。


雨も小雨になり、温泉道具一式を車から下すと、いざ温泉に!

フロントに入ると、何か様子がおかしい、お客がフロントともめている、なんだ!?

フロント「申し訳ありません、たったいま、風呂の設備に雷が落ちてしまい、入浴不能です!!!!!!!!」

おいおい・・うそだろ・・・・

ボー然だ、、やっとたどりついたのに・・orz

同じように。全身濡れネズミのお父さんが数人、となりで茫然と立ちすくんでいる、そこへどこかの奥さんが、「つかるだけでええねん、とりあえず、ずぶぬれやし。。」とフロントにかけあうと、「つかるだけでしたらどうぞ、ただしボイラーが使えないのでだんだん冷めてきますよ、あと、カランもシャワーも使えません。お代は結構なのでどうぞ」と入浴許可が出た!!

やったー、どこかの奥さん、よくやった!

やっとは入れた露天風呂は、すばらしかった。
20畳ほどの大露天風呂で眼下には中国山地の山々の大パノラマが、さらに眼前には時折幻想的な稲光が、お風呂は数組しかおらずほぼ貸切状態に、子供も大喜びだ!

帰り道、落合から高速に乗ると、有漢インターまで約25分、近場での大冒険だった。