尊王論 【そんのうろん】 天皇を国家最高の権威として尊崇する思想。近世、儒教思想や復古神道思想に基づいて展開された。本来、幕府を否定するものではなかったが、開港以後攘夷論と結びついて反幕運動を支える政治思想へと転化した。 -幕末辞典-