科挙 【かきょ】 かきょ くわ― 1 【科挙】 中国、隋初から実施された高等官資格試験制度。唐代では秀才・明経・進士などの六科(りくか)から成り、科ごとに古典的教養・文才・政論などを試験した。宋代には進士科のみとなり、試験も解試・省試・殿試の三段階となり、明・清代は郷試・会試・殿試として行われ、過当な競争を生むなどの弊害を生じた。清末の1905年廃止。 -幕末辞典-