下田条約 【しもだじょうや】 (1)日米和親条約に付帯して、下田・箱館の開港と使用細則を決めた条約。1854年、ペリーと幕府全権林大学頭らとの間で調印。 (2)1857年、ハリスと下田奉行の間で調印された条約。長崎開港・領事裁判権などを規定。日米和親条約を補うとともに、日米修好通商条約の先駆となった。下田協約。日米約定。 (3)日露和親条約の別名。1854年、ロシア使節プチャーチンとの間で調印。 -幕末辞典-